一人暮らしの食費を抑える自炊と食材宅配の使い方

自炊・食費

一人暮らしの食費は、外食やコンビニ利用の頻度によって大きく差が出る項目です。自炊を増やせば食費は下がりますが、仕事や学業で帰宅が遅い日に、買い物と調理の両方をこなす時間を確保するのは簡単ではありません。

とはいえ、自炊と外食のどちらかに偏らせるのではなく、状況に応じて食材宅配を組み合わせる方法もあるため、自分に合ったやり方が見えにくいという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、自炊で食費を抑える工夫と、外食との付き合い方、食材宅配サービスを組み合わせる方法をまとめました。忙しい日と余裕がある日の使い分けを考えながら読み進めてみてください。

自炊で食費を抑える工夫

自炊は食費を抑える基本の方法ですが、やり方次第で節約の効果に差が出ます。まとめ買いと作り置きを組み合わせると、無理なく自炊を続けやすくなります。

方法 1食あたりの目安 手間
自炊(まとめ買い・作り置き) 200円〜400円 週末にまとめて作業
食材宅配(ミールキット) 400円〜700円 献立を考える手間なし
外食・コンビニ 700円〜1,200円 手間なし

まとめ買いで買い物の回数を減らす

自炊を続けるうえで、まず見直したいのが買い物の頻度です。食材を毎日少しずつ買うより、週1回から2回のまとめ買いにすることで、余計な買い物を減らせます。特売日を狙ってまとめ買いすれば、同じ食材でも購入コストを下げられます。

買い物の回数が減ると、店に立ち寄るたびに発生しがちな衝動買いも防ぎやすくなります。特に仕事帰りに毎日スーパーへ寄る習慣がある方ほど、ついで買いが積み重なって食費がかさみがちです。買い物リストを事前に作ってから店に向かい、冷蔵庫の中身を写真に撮っておくと、リストにない商品や在庫のある商品を買わずに済みます。

作り置きで平日の調理時間を短縮する

まとめ買いと組み合わせたいのが、休日にまとめて調理する作り置きです。休日に数品作り置きしておけば、平日は温めるだけで食事が済み、外食に頼る回数を減らせます。まずは休日のうちに2〜3品を目安に用意してみてください。

冷凍保存できるおかずを中心に作っておくと、日持ちを気にせず好きなタイミングで使い切れます。煮物や炒め物など冷凍向きのメニューを小分け容器に詰めておけば、必要な分だけ取り出して使えて便利です。忙しい平日に一から調理する手間がなくなるため、疲れて外食に頼りたくなる場面でも自炊を続けやすくなります。

旬の食材を選んで単価を下げる

まとめ買いや作り置きの材料を選ぶときは、旬の食材を意識すると単価を下げやすくなります。野菜や魚は旬の時期になると流通量が増え、価格が下がります。まずはスーパーの特売コーナーで、安く出回っている旬の食材を見てみてください。

特定の食材にこだわらず、その時期に安い食材を中心に献立を組むと、食費を抑えながら栄養バランスも取りやすくなります。決まった献立を毎週繰り返すのではなく、店頭の特売品を見てから献立を決める順番にすると、旬の食材を自然に取り入れられます。安くなっている旬の食材から、その週の献立を組み立ててみましょう。

食材を使い切って食品ロスを減らす

節約の効果を打ち消してしまうのが、買った食材を余らせて捨てることです。まとめ買いをしても使い切れなければ、そのぶん食費を無駄にしてしまいます。まずは冷蔵庫にある食材から使う順番を決め、傷みやすいものから消費していきましょう。

野菜は下処理をして冷凍しておくと日持ちし、使いたいときにすぐ調理できます。買った食材を献立に組み込む前提でまとめ買いの量を決めると、余らせにくくなります。週末に残り物を使い切る掃除メニューの日を決めておくと、中途半端に余った食材をため込まずに済みます。使い切れなかった食材が出たときは、次回のまとめ買いの量を調整すると、少しずつ自分の適量が分かってきます。

外食・中食との付き合い方

自炊を基本にしても、外食やコンビニの中食をゼロにする必要はありません。無理に自炊だけにこだわると続かなくなるため、外食との付き合い方を決めておくと食費が安定します。ここでは外食とコンビニ中食の2つの向き合い方を整理します。

外食は予算を決めて回数を管理する

外食は息抜きにもなるため、完全に断つよりも回数を決めて付き合うほうが続きます。あらかじめ月の外食予算や回数を決めておくと、使いすぎを防げます。まずは月に何回まで、いくらまでと上限を決めてみてください。

上限を決めずに気分で外食を重ねると、1回あたりの単価が高いぶん食費が一気にふくらみます。今週は自炊を頑張ったから週末は外食にする、といったメリハリをつけると、我慢しすぎずに続けられます。同じ外食でも単価の高い夜より昼のランチのほうが割安なことが多く、外食する時間帯を選ぶだけでも1回あたりの出費を抑えられます。外食を予定に組み込んでおけば、その分だけ自炊の食材を減らせて、食材を余らせる無駄も防げます。

コンビニ中食は割高になりやすい点を意識する

手軽に使えるコンビニの弁当や総菜は、便利な反面、割高になりやすい点に注意が必要です。毎日コンビニで食事を済ませると、自炊の2倍以上の食費になることもあります。まずは自分が週にどれくらいコンビニを利用しているかを振り返ってみてください。

どうしても自炊の時間が取れない日は、スーパーの総菜のほうがコンビニより割安なことが多く、選び方で単価を下げられます。コンビニを使う場合も、まとめ買いした冷凍食品やパックご飯を常備しておけば、割高な弁当に頼る回数を減らせます。中食は「時間を買う手段」と割り切り、頻度をコントロールすると食費が安定します。

食材宅配サービスの組み合わせ方

自炊の時間が取りにくい日は、食材宅配サービスを組み合わせることで、買い物の手間を減らしながら自炊を続けられます。ここではミールキット・定期便と、利用前に確認したい費用を整理します。

ミールキットで献立を考える手間を減らす

自炊が続かなくなる原因のひとつが、毎日の献立を考える負担です。食材宅配のミールキットは、必要な食材と分量があらかじめセットになっているため、献立を考える手間がかかりません。まずは1週間分のうち2〜3日だけ試してみてください。

パッケージ通りに調理するだけで品数のそろった食事が作れるため、疲れて外食に頼りたくなる日の代わりに使いやすいのが特徴です。栄養バランスを考えたメニューがあらかじめ組まれているサービスも多く、自炊の献立がワンパターンになりがちな方にも向いています。忙しい日の負担が減るかどうかを、少ない日数から確かめてみましょう。

【無料】食材宅配サービスを比較する
ミールキットや定期便のプランをまとめて比較できます。
※ここに食材宅配サービスのアフィリリンクを差し込む(買い手が自分のIDに差し替える)

定期便で買い忘れを防ぐ

ミールキットとあわせて検討したいのが、決まった頻度で食材が届く定期便です。定期便を利用すると、毎回の注文を忘れる心配がなく、必要な食材を切らさずに済みます。まずは配送頻度を少なめに設定して始めてみてください。

配送頻度や内容量を後から調整できるサービスも多いため、その週の予定や自炊のペースに合わせて使い分けられます。不要な週は配送をスキップできるサービスを選ぶと、使わない食材が届いて余る心配もありません。買い忘れによる急な外食を防げるだけでなく、冷蔵庫の中身を把握しやすくなり、食材を余らせて廃棄する無駄も減らせます。生活のペースに合わせて、少しずつ配送頻度を調整していきましょう。

送料と最低注文金額を確認する

食材宅配を使う前に確認しておきたいのが、送料と最低注文金額です。宅配は便利な一方、注文金額が少ないと送料がかかり、割高になることがあります。まずは検討中のサービスの送料と、送料が無料になる金額を確認してみてください。

一定金額以上の注文で送料が無料になるサービスも多いため、まとめて注文すると1回あたりの負担を抑えられます。入会金や年会費がかかるサービスもあるため、月にどれくらい使うかを見積もり、総額でお得になるかを計算してから申し込みましょう。送料まで含めて考えると、自炊とのバランスが取りやすくなります。

一人暮らしの光熱費を節約する方法と電気・ガスの見直し
一人暮らしの光熱費が思ったより高く、何から見直せばよいか分からず困っていませんか。エアコンや給湯といった日々の使い方の工夫から、季節ごとの対策、電力会社・ガス会社を切り替える見直し方までをまとめました。毎月の光熱費を抑える参考にしてください。

食費の予算を決めて管理する

自炊や外食の工夫に加えて、食費に予算を決めると管理しやすくなります。使う枠を意識できると、使いすぎを防げます。ここでは、予算での管理を見ていきます。

月の食費の予算を決める

食費を抑えるうえで土台になるのが、月にいくらまで使うかという予算です。まずは直近2〜3か月のレシートや家計簿アプリの履歴から、実際に月いくら食費に使っているかを把握してみてください。現状がわからないまま予算だけ決めても、根拠のない数字になって守りにくくなります。

一般に食費は手取りの15%前後が無理のない目安とされますが、自炊の頻度や外食の多さで適正額は変わります。いきなり大幅に切り詰めると反動で続かなくなるため、今の実績から1割ほど下げた額を最初の予算にすると現実的です。予算を決めておけば、買い物や外食のたびに残りの枠を意識でき、月の後半で使いすぎに気づける状態になります。まずは1か月分の食費の枠を決めて、その範囲で収める練習から始めてみましょう。

週ごとに使える額を分ける

月の予算を決めたら、それを週ごとに使える額へ割り振ると管理が楽になります。たとえば月の食費が3万円なら、1週間あたり7,000円前後が目安です。1週間という短い単位で区切ると、使いすぎてもすぐ気づけて、翌週で立て直せます。

月単位のどんぶり勘定だと、月の前半で使いすぎても気づきにくく、月末になって足りなくなりがちです。週ごとに封筒や電子マネーの残高で枠を分けておけば、今週あといくら使えるかが一目でわかります。まとめ買いをする週と外食が多い週で金額に差が出るのは自然なので、きっちり均等に守ろうとせず、月の合計で予算内に収まればよいと考えると続けやすくなります。まずは1週間分の枠を決めて、こまめに残りを確認してみてください。

食費を記録して振り返る

決めた予算を守れているかは、食費を記録して振り返らないと見えてきません。まずは1か月だけでよいので、何にいくら使ったかを家計簿アプリやスマホのメモに残してみてください。レシートを撮影するだけで自動集計してくれるアプリを使えば、手入力の手間なく続けられます。

記録をつけると、外食やコンビニ、まとめ買いなど、どこに食費が偏っているかが数字で見えてきます。なんとなく使っていると気づけない割高な買い物のクセも、記録があれば具体的に洗い出せます。使いすぎた月は何が原因だったかを振り返り、翌月の予算や買い方に反映していくと、少しずつ自分に合った適正額が定まってきます。完璧に記録し続ける必要はなく、まずは1か月試して傾向をつかむところから始めてみましょう。

まとめ

食費はまとめ買い・作り置き・旬の食材・使い切りの4つを意識するだけで、自炊の負担を増やさずに抑えられます。外食やコンビニ中食は予算と回数を決めて付き合い、時間が取りにくい日は食材宅配のミールキットや定期便を組み合わせると無理がありません。

自炊と食材宅配は対立するものではありません。忙しい日は宅配、時間に余裕がある日は自炊というように使い分けることで、無理なく食費を管理できます。今週の献立から、まとめ買いと旬の食材を意識して組み立ててみてください。

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