一人暮らしの掃除の頻度とやり方|場所別

家事・掃除

一人暮らしを始めると、掃除をどのくらいの頻度でやればいいか分からず、つい後回しにしてしまいます。実家では家族の誰かがやっていた掃除も、一人になると全部が自分の担当です。仕事や学校で疲れて帰ると手が回らず、気づけば床にほこりがたまり、水回りにぬめりが出てきます。ためこむほど汚れは落ちにくくなり、いざ掃除しようとするとまとまった時間と気力が必要になります。

とはいえ、場所ごとの適切な頻度ややり方を先に知っておくと、あなたは少ない手間で部屋をきれいに保てます。床は週に何回、水回りは週に1回というように目安が決まっていれば、その都度どうしようかと迷わずに動けます。汚れを軽いうちに落とす習慣ができれば、休日を丸ごとつぶす大掃除に追われることもなくなります。

この記事では、場所ごとの掃除の頻度から、楽にするコツ、場所別のやり方、習慣にする工夫までをまとめました。全部を完璧にやろうとせず、続けられる形を見つける参考にしてください。

場所ごとの掃除の頻度

掃除は、場所によって適した頻度が違います。毎日やらなくてよい場所に力を入れると疲れて続かず、逆に放置すると落ちにくくなる場所もあります。まずは目安を知っておくと、あなたは無理なく続けられます。ここでは、場所ごとの頻度を見ていきます。

床は週に1〜2回掃除する

床は、ほこりや髪の毛が最もたまりやすい場所です。人が動くたびに空気中のほこりが舞い、時間が経つと床のすみや家具の下に積もっていきます。週に1〜2回、掃除機やフローリングワイパーをかけると、ほこりがたまりきる前に取り除けて清潔に保てます。ワンルームなら5分ほどで一周でき、こまめにやるほど1回あたりの手間は軽くなります。

次の表を参考に、場所ごとの頻度の目安を確かめてみてください。花粉やほこりが気になる季節、ペットや小さな子どもがいる部屋では、ここに書いた回数より多めにすると気持ちよく過ごせます。反対に日中ほとんど家にいないなら、週1回でも十分に保てます。あなたの生活スタイルに合わせて、続けられる頻度に調整してみてください。

場所 掃除の頻度
週1〜2回
キッチン 使うたび
水回り 週1回

キッチンは使うたびに軽く拭く

キッチンは、使うたびに軽く拭くと汚れがたまりません。油はねや調味料の飛び散り、シンクの水はねは、その場ならさっと拭くだけで落ちます。ところが放っておくと油は酸化してべたつき、水あかは白く固まって、こすっても落ちにくくなります。調理のあとにコンロまわりとシンクを拭いておくと、こびりつきそのものを防げます。

まとめて掃除するより、その都度のほうが結果的に手間がかかりません。使い終わった調理器具を洗うついでに、ふきんやキッチンペーパーでシンクの水気を拭き取る流れにすると、掃除という意識すら要らなくなります。あなたも料理の締めくくりに、コンロとシンクをひと拭きする習慣をつけてみてください。毎日の数十秒が、週末のまとめ掃除をなくします。

水回りは週に1回まとめて掃除する

浴室やトイレ、洗面所などの水回りは、週に1回まとめて掃除します。常に湿っているためカビや水あか、ぬめりが発生しやすく、少し放っておくだけで黒ずみや悪臭の原因になります。逆に週1回のペースを守れば、汚れが根を張る前にリセットでき、強い洗剤でこすり続ける必要がなくなります。

週末や決まった曜日など、タイミングを固定すると習慣になります。浴室は入浴のついでに壁と床を流し、トイレは専用の洗剤とブラシで便器をこすり、洗面台は水あかを拭き取るというように、場所ごとの手順を決めておくと迷いません。まとめて15分ほどで一巡できます。水回りごとの詳しいやり方は、次の記事もあわせて参考にしてください。

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一人暮らしの水回りの掃除に悩む方へ。キッチン・お風呂・トイレそれぞれの掃除の仕方から、楽にするコツまでまとめました。カビや水あかをためず水回りを清潔に保つ参考にしてください。

掃除を楽にするコツ

掃除は、工夫すると負担を大きく減らせます。がんばって時間を取ろうとするほど億劫になり、続きません。ためこまない仕組みを作ることが、結局いちばん楽にするコツです。ここでは、日々の掃除を軽くするコツを見ていきます。

汚れは軽いうちに落とす

汚れは、軽いうちに落とすといちばん簡単に取れます。つきたての油や水はね、乾く前のほこりは、洗剤すら使わずにさっと拭くだけで落ちます。ところが時間が経つと汚れは固まったり酸化したりしてこびりつき、こすっても落ちず、専用の洗剤や道具が必要になります。同じ汚れでも、放置した時間の分だけ落とす手間は増えていきます。

だからこそ、気づいたときにその場で落とすのがいちばん効率的です。コーヒーをこぼしたらすぐ拭く、髪が落ちていたら拾うといった小さな対応が、後の大掃除を丸ごと減らします。あなたも「あとでまとめて」とためこまず、目についた汚れを軽いうちに片づける癖をつけてみてください。数秒の手間が、休日をつぶす掃除から解放してくれます。

掃除道具を使う場所の近くに置く

掃除道具は、使う場所の近くに置くと取りかかりやすくなります。掃除しようと思っても、道具を別の部屋まで取りに行く一手間があるだけで、人は面倒に感じて後回しにします。逆に手を伸ばせば道具がある状態なら、気づいたその場ですぐ拭けて、汚れをためずに済みます。

トイレにはトイレ用シート、洗面所には拭き取り用のクロス、キッチンにはふきんと洗剤というように、場所ごとに道具を分けて用意しておくと便利です。まとめて1か所に収納するより、多少ダブっても使う場所に置くほうが動きやすくなります。あなたも、よく汚れる場所の手が届く位置に道具を置いて、思い立った瞬間に掃除できる状態を作ってみてください。

使い捨ての掃除グッズを活用する

掃除を楽にするには、使い捨ての掃除グッズも役立ちます。流せるトイレシートやフロア用のウェットシート、ウェットティッシュを使えば、掃除のあとに雑巾を洗って乾かす手間がまるごと消えます。洗う工程が要らないぶん、汚れた部分をさっと拭いてそのまま捨てるだけで済み、こまめな掃除のハードルがぐっと下がります。

一人暮らしは掃除にかけられる時間も気力もかぎられます。多少コストはかかっても、手軽さで掃除が続くなら、使い捨てグッズは十分に元が取れます。フローリングワイパーに取り付けるシートや、トイレに常備する流せるシートから取り入れてみてください。まずは続かなかった場所に一つ導入するだけでも、掃除が習慣に変わるきっかけになります。

場所別の掃除のやり方

場所によって、効率のよい掃除のやり方があります。手順を知らないまま我流でやると、二度手間になったり汚れを広げたりします。順番とコツを押さえると、同じ掃除でもぐっと楽になります。ここでは、場所別のやり方を見ていきます。

床は上から下の順に掃除する

床の掃除は、部屋の上から下の順に進めるのが基本です。棚の上や照明、家具の表面についたほこりを先に払い落としてから、最後に床を掃除します。こうすれば上から落ちてきたほこりも最後にまとめて回収でき、一度で済みます。順番を意識するだけで、掃除の効率は大きく変わります。

反対に、先に床をきれいにしてから棚のほこりを払うと、落ちたほこりでまた床が汚れ、もう一度やり直すことになります。せっかくの掃除が二度手間です。あなたも掃除を始めるときは、まず高い場所のほこりを払い、それから床へと下りていく順番を守ってみてください。ハンディモップで上を払ってから掃除機をかける流れにすると、迷わず進められます。

窓やサッシはほこりを取ってから拭く

窓やサッシは、乾いたほこりを先に取ってから拭くのがコツです。サッシの溝には砂ぼこりがたまりやすく、これがついたままいきなり水拭きすると、砂と水が混ざって泥のようになり、かえって汚れを溝いっぱいに広げてしまいます。仕上がりも悪く、余計な手間が増えます。

まずは乾いた状態で、ブラシや掃除機、いらなくなった歯ブラシなどで溝のほこりをかき出します。そのうえで、固くしぼった布で水拭きし、最後に乾いた布でふき上げると、窓もサッシもすっきり仕上がります。窓ガラスも同じで、乾いたほこりを払ってから拭くと拭きあとが残りません。あなたも順番を守って、二度手間なくきれいに仕上げてみてください。

排水口はこまめにゴミを取る

排水口は、こまめにゴミを取るとぬめりや詰まりを防げます。キッチンや浴室の排水口には食べ物のかすや髪の毛がたまり、放置すると雑菌が繁殖してぬめりが出て、悪臭や詰まりの原因になります。いったん詰まると、パイプ用の洗剤を使ったり分解して掃除したりと、大がかりな作業が必要になります。

そうなる前に、ゴミ受けにたまったゴミを毎日捨てるだけで、清潔な状態を保てます。キッチンなら調理と洗い物のあと、浴室なら入浴後に髪の毛を取り除く習慣にすると、ぬめりそのものが出にくくなります。週に一度は、ゴミ受けやふたを外して洗剤で洗うとさらに安心です。あなたも「詰まってから」ではなく、毎日の数秒で排水口を守ってみてください。

掃除を習慣にする工夫

掃除は、習慣になれば負担を感じにくくなります。気合いを入れてやろうとするほど続かず、逆に生活に溶け込ませると意識せずに手が動きます。無理なく続けるための工夫を取り入れましょう。ここでは、掃除を習慣にする工夫を見ていきます。

ついで掃除を取り入れる

掃除は、生活の動作のついでに済ませると自然に習慣になります。歯磨きのついでに洗面台を拭く、入浴のついでに浴室の壁を流す、料理のついでにコンロを拭くというように、すでにやっている動作に掃除をくっつけます。ながらでできるので、掃除のためにわざわざ時間を作る必要がありません。

掃除を独立したタスクとして構えると、腰が重くなって後回しになります。けれど毎日やる動作に紐づければ、忘れることも面倒に感じることも減ります。あなたも、自分が毎日必ずやる動作を一つ選んで、そこに小さな掃除を一つだけ足してみてください。歯磨きしながら洗面台をひと拭きする、それだけでも積み重なれば部屋の状態は変わります。

完璧を求めず続ける

掃除は、完璧を求めると負担が大きくなって続きません。すみずみまでぴかぴかにしようとするほど時間も気力も要り、一度できないと「今日はいいや」と全部を投げ出しがちです。完璧か、ゼロか、の二択になってしまうと、結局は掃除から遠ざかります。

ある程度きれいであればよい、と考えると気楽に続けられます。今日は床だけ、疲れている日は気になる場所を一つだけでも十分です。毎日少しずつでも手を動かすほうが、たまにまとめて大掃除するより部屋はきれいに保てます。あなたも「ちゃんとやらなきゃ」の力を抜いて、続けられる範囲で手をつけてみてください。ハードルを下げることが、掃除を習慣にする一番の近道です。

まとめ

一人暮らしの掃除は、床は週1〜2回、キッチンは使うたび、水回りは週1回と、場所ごとに頻度を分けるのが基本です。汚れは軽いうちに落とし、掃除道具を使う場所の近くに置き、使い捨てグッズも取り入れると、日々の負担はぐっと軽くなります。

床は上から下へ、窓はほこりを取ってから拭き、排水口は毎日ゴミを取るなど、場所別のやり方を押さえると同じ掃除でも効率が上がります。ついで掃除を取り入れ、完璧を求めず続ければ、掃除は意識せずできる習慣になります。まずは場所ごとの頻度を決めて、続けられそうな一つから始めてみてください。

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